フィリップス フィデリオ L3 (2022年発売)
[ANC OFF]
[ANC ON]
構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:16Ω
最大入力:20mW
再生周波数帯域:7〜40,000Hz
出力感度:103dB
重量:約360g (コード含まず)
販売価格:約3万円〜 (国内正規販売なし)
Bluetooth規格:5.1
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD
連続再生時間:32時間 (ANC on)、38時間 (ANC off)
Fidelio L3 周波数特性 [ワイヤード/ANC on](平面計測) |
寸評:
サウンド傾向は、中〜高域に関してはヴォーカル域をしっかりと聴かせながらも派手さのない落ち着いた出音だが、低域の出し方は条件によってかなり異なる曲者。
というのも内蔵アンプありきでの再生動作となっており、ケーブル接続しても本体パワーを入れないと全く音が出ない特殊な仕様で、サウンドチューニングもアンプ(EQ)依存しているのだが、ANC ON/OFFにより音質の違いが殊の外大きく、ONでは超低域が過剰気味に効いた重心の深いサウンドを聴かせる一方、OFFでは一転して低域に力なく痩せた鳴らし方となってしまう。バランス的にはこのちょうど中位的なチューニングが望ましいと思えるのだが...
メタルパーツが多いためか見た目以上の重量級。
右チャンネルバッフル面にセンサーが顔を出しているのはさすがに退く。
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