2025年11月9日日曜日

Cleer ARC3 Music Pro

クリアー アーク3 ミュージック プロ (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16.2mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約12g (片耳)
販売価格:約20,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless、LDAC
連続再生時間:約8時間(ANC使用)
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:Dolby Atmos
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ、首(頭)の動き

ARC3 Music Pro 周波数特性


寸評:
少し尖り気味なサウンドではあるが、その点を除けば低域からレンジも広く概ねニュートラルなバランスで卒なく鳴らす。
フィット感良好で、安定性も高い。

以下、ポジティヴには捉えづらい要素が満載なので参考まで。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するが、挿入式ではないため効果はかなり薄く耳が詰まったような感覚が心地悪い。バッテリー消費を考えても使う意義は希薄。
同型の中でも大振りな造り。
Cleer DBE 3.0で低音を自動調整するとあるが、どういった動作か不明で変化の実感もない。
ケース上で諸々操作可能だが、必要なシーンはほとんどない。
なぜかケースの左右入れ方が逆で出し入れがしづらい。

beyerdynamic VERIO 200

ベイヤーダイナミック ベリオ200 (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16.2mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約10.8g (片耳)
販売価格:約34,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC、aptX Adaptive
連続再生時間:約8時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ

VERIO 200 周波数特性


寸評:
中高域のピークが少々耳障りなクセの強いサウンド。低域レンジは公証に及ばないものの、中〜低域はリニアに整った特性で過不足のない好バランスを示すだけにこのクセは何とかしたいところだが、beyerdynamicアプリのあまりに非力な簡易EQでは全く対処ができず実に歯痒い。

同タイプ機の中では大振りな造りだが、その分装着がしっかりとしていて激しい運動にも耐え得る。
かなり高価な部類だが音漏れ抑制機構がなく、それなりに目立つ。

audio-technica ATH-AC5TW

オーディオテクニカ ATH-AC5TW (2025年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:17×12mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約10.5g (片耳)
販売価格:約10,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約13時間
管理アプリ:なし
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ


ATH-AC5TW 周波数特性

寸評:
中高域の際立ったやや細身な鳴らし方で、高域、低域共に伸びやかさが渋い。
フィット感弱めで出力ポートがやや浮き気味なポジションとなるが、装着安定性はさほど悪くはない。
カラーはブラックとリッチホワイト。
音漏れはそれなりに目立つ。

Victor nearphones HA-NP50T

ビクター ニアフォン HA-NP50T (2023年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約8g (片耳)
販売価格:約14,000円〜
Bluetooth規格:5.1
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約9.5時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ

nearphones HA-NP50T 周波数特性

寸評:
特性の整ったクセのないサウンドではあるが、フィット感に乏しい装着性により、元々少なめな低音側がさらに抜けがちで細身に映ってしまう。出力音量も小さめで、最大でも耳に痛いほど大きくならない。
Victor Headphonesアプリは接続確認が非常に遅く苛立つレベル。音質調整もNORMAL、HIGH、BASSからの選択のみと極めて寂しい。
ブラック、ベージュ、セージグリーンの3カラー。
音漏れはそれなりに目立つ。

Anker Soundcore AeroFit 2

アンカー サウンドコア エアロフィット2 (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:20×11.5mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz(LDAC:20〜40,000Hz)
重量:約10g (片耳)
販売価格:約14,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
連続再生時間:約10時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:3Dオーディオ
音漏れ抑制:指向性音響技術
操作:タッチ

Soundcore AeroFit 2 周波数特性


寸評:
ややナローなレンジ感のドンシャリ。サウンドポートが耳内に突っ込まれ気味になることから低域側がより強調され重心の低いサウンドが耳に届く。レンジが浅く深みのない低音は少々過多で、また中高域の深いギャップによりクセが強めでヴォーカルも退いて聴こえるのでしっかりとEQで補いたい。
イヤーフック角度調整の自由が効くので、あえて音軸を外した角度で低音増強を防ぐ手もある。

音漏れ抑制機構を備えているようだが、効果は弱い。
独自の3Dオーディオは、調整の効かない独特な強い効果によりボヤけたサウンドになってしまうので使いづらい。

ワイヤレス充電対応。
カラーバリエーションは5色。