2026年9月24日木曜日

Sudio B3

スーディオ B3 (2025年発売)


※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:10mm
再生周波数帯域:非公開
重量:約5.6g (片耳/実測)
販売価格:約6,500円〜
Bluetooth規格:6.0
対応コーデック:SBC
連続再生時間:約5.5時間
管理アプリ:なし
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ
Sudio B3 周波数特性


寸評:
低域、高域共に渋いナローなレンジで、中高域の立ったやや刺激強めなサウンド。言ってしまえば価格相応の安い音なのだが、まるでコンパクトカセットテープで再生しているかのようにノスタルジックなチープさがウォークマンで聞いたあの音を思い出させる...という意味でちょっと魅惑のデバイス。

非常にソフトな装着感でストレスは希薄。ヘッドも大きすぎず開放性は高め。
ごく小さなL/Rの刻印はあるが、左右とも対象形状のため左右が非常に判りにくい。

2026年9月19日土曜日

HIFIMAN Sundara

ハイファイマン サンダラ (2018年発売)


構造:オープンエアー型
ドライバー:平面駆動方式
インピーダンス:37Ω → 32Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:6〜75,000Hz
出力感度:92dB
重量:372g → 342g (コード含まず)
販売価格:約26,000円〜

SUNDARA[2022] 周波数特性(平面計測)


寸評:
少々シャリつきが窺えるが、概ね素直なサウンドで見通し良くスッキリと聴かせる。
そうした一方で気になる点も散見されるのだが、まずやはり平面駆動型が故の能率の低さは否めずで、大型なドライバーは巨大なハウジングを要し、その重さも無視しづらい。背面の大きな開放部より盛大に音を放出する点にも目を瞑る必要がある。
合皮とファブリックの複合イヤーパッドは熱が籠りやすい印象で、いささかタイトな装着感も相まって少々ストレスを感じるレベル。
左右の判りにくさも気になる部分で、ほぼ前後対称の本体は小さなL/R印字と前方よりのケーブルジャック位置、新型であればイヤーパッドの前後厚の違いでも判断できるが、ケーブルのL/R刻印は薄らと傷でも入っているのかと思うくらい不明瞭で非常に分かりづらい。

細かいパッケージ変更の相次ぐ機種だが、2020モデルよりイヤーパッドが前後厚の違うアングル付きに変更。また2022よりインピーダンス32Ωへと低減されている。

2026年7月18日土曜日

Sennheiser HD 480 PRO

ゼンハイザー HD 480 プロ (2026年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:38mm
インピーダンス:130Ω
最大入力:300mW
再生周波数帯域:3〜28,700Hz
出力感度:98dB
重量:約272g (コード含まず)
販売価格:約62,000円〜

HD 480 PRO 周波数特性(平面計測)


寸評:
機動性の高いHD 490 PROのボディデザインを継承する、レコーディング向けの密閉型モデル。
よく似た外観とは裏腹に出音はガラリと異なり、重心が低くエッジの立たないウォーム傾向のサウンドを醸す。低重心バランスという点ではProducing Ear Pads(ベロアの方)装着時の490 PROっぽくも映るが、高域に伸びは感じられるものの中高域が細いためにツヤ感乏しく、全体的にボテっとしたイメージで今ひとつ垢抜けない。

付属ケーブルは3mのコイル仕様。

2026年6月9日火曜日

Austrian Audio Hi-X60

オーストリアンオーディオ Hi-X60 (2022年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:44mm
インピーダンス:25Ω
最大入力:150mW
再生周波数帯域:5〜28,000Hz
出力感度:110dB
重量:約320g (コード含まず)
販売価格:約55,000円〜

Hi-X60 周波数特性(平面計測)


寸評:
既出の開放型Hi-X65のDNAを継承する後発のクローズドバックモデル。
広いレンジで非常にスッキリとしたサウンドを聴かせるが、ローエンドのパンチとハイエンドのツヤ感がやや勝り、薄らとドンシャリ感が垣間見られる。
Hi-X65との比較は外せないが、その点ではとにかく余計な中域の脂が削ぎ落とされたことで、明瞭で見通しの良いサウンドが得られている点を賞賛したい。

シリーズ一貫したデザインにより装着性はHi-X65と変わりないが、密閉構造からか気密性が高く吸着感が強い。

Austrian Audio Hi-X65

オーストリアンオーディオ Hi-X65 (2021年発売)


構造:オープンエアー型
ドライバー:44mm
インピーダンス:18Ω
最大入力:150mW
再生周波数帯域:5〜28,000Hz
出力感度:110dB
重量:約310g (コード含まず)
販売価格:約55,000円〜

Hi-X65 周波数特性(平面計測)


寸評:
ゆったりと豊かな中〜低域が特徴的なサウンド。高音域は艶やかで伸びやかも中高域がやや薄めで、ディップも効いてドンシャリ気味に鳴らすがパンチはなく、中音域の優勢なバランスからややポテっとした丸みを帯びた独特なウォーム感を醸す。

折りたたみ式でコンパクトにはなるが、骨太パーツのゴツいボディはいささか嵩張る。
一見密閉型のような小型のハウジング構造で、吸着感のある合皮イヤーパッドにより開放感が薄いが、内口径が広く柔軟で負荷は小さい。
ヘッドパッドは面ファスナーの脱着式で交換が効く。