2023年12月14日木曜日

audio-technica ATH-HL7BT

オーディオテクニカ ATH-HL7BT (2021年発売)



構造:オープンエアー型
ドライバー:53mm
インピーダンス:48Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:5〜40,000Hz
出力感度:100dB
重量:220g (コード含まず)
販売価格:約14,000円〜
Bluetooth規格:5.0
対応コーデック:LDAC、SBC、AAC
連続再生時間:約20時間

Frequency Response
ATH-HL7BT 周波数特性(平面計測)


寸評:
中低域に勢いがあり高域もしっかりと出せているが、中高域の美味しい部分が押さえ込まれすぎて何ともツヤ感のないサウンド。
装着性は良くも悪くも非常に軽い。ヘッドアームの締め付けが弱々しいため、頭を振ると容易に外れてしまう。

野外使用は考えづらい開放型でありながらワイヤレスという異色の逸品。屋内でも自由に振る舞えるという面白い提案だが、スピーカーで鳴らせば済むと思えるシーンが多く実用のシチュエーションは限定的。

2023年11月6日月曜日

AKG K270 Studio

アーカーゲー K270スタジオ (1989年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:32mm+32mm
インピーダンス:75Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:20〜28,000Hz
出力感度:92dB
重量:270g (コード含まず)
販売価格:-

K270 Frequency Response
K270 Studio 周波数特性(平面計測)


寸評:
各チャンネル上下に同じ2つのドライバーが配された特殊構造のヘッドフォンとして知られるが、これによる特別な効果、効能を認めるのは困難。
出音は低域にパンチがなく、ナローなレンジ感からも古を感じざるを得ない。高域はそれなりだがヴォーカル域がやや引っ込みがちで全体的に密度の薄い鳴らし方。また能率もかなり低いのでアンプのパワーが必要。

このStudioと付くモデルは、ヘッドバンドの伸縮に連動したミュートスイッチを持つ。

2023年10月22日日曜日

SHURE SRH1540

シュアー SRH1540 (2013年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:46Ω
最大入力:1,000mW
再生周波数帯域:5〜25,000Hz
出力感度:99dB
重量:286g (コード含まず)
販売価格:約55,000円〜

SRH1540 Frequency Response
SRH1540 周波数特性(平面計測)


寸評:
中〜高域に至っては派手さのない癖のない鳴らし方だが、ドスンと響く深い低域がいささか目立った野太い出音。低域過多によりヴォーカルは退き気味となり、音場もやや閉鎖的に映る。
ケーブルは入力プラグ側が太めの丸線で癖が強く、分岐部分が大きくゴツい。
珍しいアルカンターラ素材のイヤーパッドで高級感があるが、側圧も適度で装着性は良い。
SRH1840同様に加水分解により傷みやすい合皮の固定ヘッドパッドがやはり残念。

2023年9月20日水曜日

YAMAHA HPH-MT8

ヤマハ HPH-MT8 (2016年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:45mm CCAW
インピーダンス:37Ω
最大入力:1,600mW
再生周波数帯域:15〜28,000Hz
感度:102dB
重量:350g (コード含む)
市場価格:約24,000円〜

HPH-MT8 Frequency Response
HPH-MT8 周波数特性(平面計測)


寸評:
先代MT220を概ね踏襲したスペックではあるが、出音はややウォームに調整され中立性が増している。中高域がやや薄いため、高域がややシャリつく感じでヴォーカルは若干退いた位置となるが、低域は出しゃばらず適量で十分深くまで鳴らす。
装着感は適度な側圧でソフトだが、先代より大分軽量化されたもののそれでも重めの類。

2023年6月1日木曜日

Sennheiser HD 660S2

ゼンハイザー HD 660S2 (2023年発売)


構造:オープンエアー型
ドライバー:38mm
インピーダンス:300Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:8〜41,500Hz
出力感度:104dB
重量:260g (コード含まず)
販売価格:約90,000円〜

HD 660S2 Frequency Response
HD 660S2 周波数特性(平面計測)


寸評:
名機HD 600の系譜四代目とされるが、後継というよりも現役直系(HD 600、650)との棲み分けを図ったモデルともいうべきか。
先代660Sは中高域に不足感があり敬遠したが、サウンド傾向は受け継ぎつつもいくらか明瞭化が図られた印象。HD 600等に比べて低域レンジにゆとりが増しているが、中高〜高域が抑えられ、やや退き気味で薄らとスモーキーな聴かせ方をする。

2019更新後のHD 600系ファミリーで構造パーツが共有されており、装着性はそれらと全く同様にタイト。
バランスケーブルも付属する。