2022年8月3日水曜日

SONY MDR-M1ST

ソニー MDR-M1ST (2019年発売)



構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:24Ω
最大入力:1,500mW
再生周波数帯域:5〜80,000Hz
出力感度:103dB
重量:約215g (コード含まず)
販売価格:約29,000円〜
Frequency Response
MDR-M1ST 周波数特性(平面計測)




寸評:
長年国内定番モニターとして君臨するMDR-CD900ST直系の更新モデル。
CD900STのサウンド傾向を概ね継承しつつも、特徴的だった高域の鋭いトゲを削ぎ落としつつ低域に少しパンチを加えたイメージでチューニングされているが、その結果、中音域以下が際立った中太なサウンドに変貌。中高域、超高域の勢いが弱いためスッキリと見通せず、どうにも鮮明な音像が見えてこない。

側圧は弱めも十分な強さ。一般的なものよりやや薄めのイヤーパッドは上質でしっかりとホールドされる。
標準プラグ仕様の2.5m着脱式ケーブルは独特なスクリューナット式でガッチリと固定される。
保証のない業務用製品で、各種リペアパーツが用意されている。

0 件のコメント:

コメントを投稿