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2026年5月2日土曜日

beyerdynamic AMIRON ZERO

ベイヤーダイナミック アミロン ゼロ (2026年発売)


※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:非公開
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約6g (片耳)
販売価格:約28,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:最大6時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ


AMIRON ZERO 周波数特性

寸評:
計測ではやや右上がりのグラフが出ているが、サウンドポートが耳へ少し挿入されることによって実際には低音側が持ち上げられた右下がりの特性となり、実音はむしろ低域過多気味なウォームなサウンド傾向である。ただ根本的には非常にリニアな特性であることからEQで高低バランスを整えればニュートラルな良質サウンドが得られる。

一見左右が判りにくいが、本体バッテリーコンパートメント側裏面にL、Rの非常に小さな刻印があり、R側には赤点が印字されている。
タッチ操作は再生/停止/前後スキップのみとかなりシンプルで、音量調整はできない。また空間オーディオ、音漏れ抑制などの特別な機能もなく、このクラスとしてはかなり地味なスペック。
カラーバリエーションはBLACK、WHITE、SPORTの3種。

SONY LinkBuds Clip (WF-LC900)

ソニー リンクバッズ クリップ (2026年発売)


※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:10mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz(44.1kHzサンプリング)
重量:約6.4g (片耳)
販売価格:約24,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約9時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:360 Reality Audio(対応アプリのみ)
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ
LinkBuds Clip 周波数特性


寸評:
計測上はドンシャリの強そうなバランスだが、実音は低域荷重が増す一方で高域側のピークはさほど目立ってこず、ツヤ感やや鈍いウォームな鳴らし方。
装着性は一般的なカフ型同様に負荷が小さく快適だが、球型ヘッドにより開放性は少し渋め。
フィット性調整のためのフィッティングクッションが付属。
音質をCD品質まで補完するアップコンバート技術DSEEを搭載。
360 Reality Audioは対応アプリでのみ利用可能なもので、利用範囲はかなり限定的。
ラベンダー、グレージュ、グリーン、ブラックの全4色。
最近のトレンドか充電用USB-Cケーブルは付属せず別売。

Anker Soundcore C40i

アンカー サウンドコア C40i (2024年発売)


※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:17×12mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約5.8g (片耳)
販売価格:約9,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約7時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:3Dオーディオ
音漏れ抑制:指向性音響技術
操作:物理ボタン


Soundcore C40i 周波数特性


寸評:
ハイバイアス気味で中高域のピークが際立った刺激の強いサウンド。EQを巧く駆使して尖った音を落ち着かせたい。
柔軟性の低い構造によりいささか装着しにくく、位置決めもややシビアだが、クリップ圧がないので付け心地が軽く外れにくいという利点はある。
付属のイヤーカフカップでフィット感の調整が可能。
物理ボタンは後部の背面に装備されており、イヤホン全体を前後につまむ形で操作する。
やや薄型のヘッドで、球状よりは開放性はある。
メタリックグレー、ローズゴールド、クリアブラックの3色ラインナップ。

2026年2月26日木曜日

JBL Sense Pro

JBL センスプロ (2025年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16.2mm
再生周波数帯域:20〜40,000Hz
重量:約11.6g (片耳)
販売価格:約22,000円〜
Bluetooth規格:6.0
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3
連続再生時間:約8時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:JBL空間サウンド
音漏れ抑制:OpenSoundテクノロジー
操作:タッチ

JBL Sense Pro 周波数特性

寸評:
SOUNDGEAR SENSEに類似した典型的なドンシャリサウンドだが、明瞭感がいくらか増しヴォーカルの退き、擦れもやや抑えられ印象は向上。静寂でのリスニングでは流石にしつこい低音も、賑やかなシチュエーションならこれくらい盛ってベター。シーンに合わせてEQを有効活用したい。
ヘッド角が柔軟に調整できるが、ほぼ気にするまでもなく最適な位置に決まり良く装着できつけ心地も良い。ただ難点を言えば、細くしなやかなフックアームがヘッドのバタつきを助長してしまい、頭部の急動作、運動時の使用では気になる。

アプリではオーディオ、通話に関するものの他、様々なオプション機能が豊富に用意されている。
カラーバリエーションはブラック、グレージュ、ブルーの3色に加え、販売店限定色のパープル(ヨドバシカメラ)、ホワイト(Amazon)の全5種。
充電(USB-C)ケーブルが付属しないことには驚くが、同仕様機器が溢れるご時世でもありむしろ無駄なく合理的か。ワイヤレス充電にも対応する。

水月雨(Moondrop) PILL - カプセル

水月雨(すいげつあめ) ピル カプセル (2025年発売)


※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:13mm
再生周波数帯域:非公開
重量:約11.6g (片耳)
販売価格:約7,000円〜
Bluetooth規格:6.0
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約8時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:ダイポール型指向性音伝送技術
操作:タッチ、音声

水月雨(Moondrop) PILL  周波数特性
水月雨(Moondrop) PILL  周波数特性(実装着シミュレート)


寸評:
一般的な球状ヘッドタイプのカフ型で、このタイプは装着(ヘッドの押し込み)具合によって得られる音質が変わってくるが、この機種はしっかりと耳に押し込む前提でチューニングされている印象。
高域伸びの渋いナローなサウンドだが、中高域は明瞭で低域側も深くまで鳴らせている様子。アプリのEQは細かい調整も可能ではあるが、増幅幅が小さく(そもそも歪む問題もあるが)増強はあまり望めない。

球状のヘッドは大きく外耳道を塞いでしまうサイズ。故に同型でも開放性は最も渋い部類。
タッチ操作での音量調整ができない。
音声アナウンスは日本語だが、中国訛りの子供声。

Shokz OPENDOTS ONE

ショックス オープンドッツ ワン (2025年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:11.8mm デュアルドライバー
再生周波数帯域:100〜20,000Hz
重量:約6.5g (片耳)
販売価格:約22,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約10時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:Dolby Audio
音漏れ抑制:Shokz DirectPitchテクノロジー
操作:タッチ、摘む
OpenDots One 周波数特性
OpenDots One 周波数特性(実装着シミュレート)


寸評:
計測上非常に平滑な特性が示され、このメーカーらしいサウンドの素性の良さをハッキリと伺わせる。
ただ一般的なこの形状のカフ型、球状ヘッドが耳に挿入気味となる構造から近接効果が生じ、特性バランスが低音寄りに偏り、実際には少々こもり気味なサウンドとなる。押し込み具合はいくらか遊びがあるので、艶やかな音で聴きたいなら装着の際浮かせ気味に少し引っ張り上げて浅めの装着にすると良い。この際開放性も少し増すので一石二鳥。なおこもりが気になるようならEQで100Hzを絞り、4k、8kHzを強調してバランスを整える手もある。

いささか当たりの目立つ装着感。着けていることを忘れる...などということはなさそう。
左右区別なく装着可能。
操作はタッチのほか、バッテリーコンパートメント(耳の裏側に来る方)を二本指で摘んでも同様の操作ができる。またダブルタップ(or 2回摘む)操作が主体となっており、不用意なタップによる誤操作のない工夫がされている。

2025年11月9日日曜日

Cleer ARC3 Music Pro

クリアー アーク3 ミュージック プロ (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16.2mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約12g (片耳)
販売価格:約20,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless、LDAC
連続再生時間:約8時間(ANC使用)
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:Dolby Atmos
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ、首(頭)の動き

ARC3 Music Pro 周波数特性


寸評:
少し尖り気味なサウンドではあるが、その点を除けば低域からレンジも広く概ねニュートラルなバランスで卒なく鳴らす。
フィット感良好で、安定性も高い。

以下、ポジティヴには捉えづらい要素が満載なので参考まで。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するが、挿入式ではないため効果はかなり薄く耳が詰まったような感覚が心地悪い。バッテリー消費を考えても使う意義は希薄。
同型の中でも大振りな造り。
Cleer DBE 3.0で低音を自動調整するとあるが、どういった動作か不明で変化の実感もない。
ケース上で諸々操作可能だが、必要なシーンはほとんどない。
なぜかケースの左右入れ方が逆で出し入れがしづらい。

beyerdynamic VERIO 200

ベイヤーダイナミック ベリオ200 (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16.2mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約10.8g (片耳)
販売価格:約34,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC、aptX Adaptive
連続再生時間:約8時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ

VERIO 200 周波数特性


寸評:
中高域のピークが少々耳障りなクセの強いサウンド。低域レンジは公証に及ばないものの、中〜低域はリニアに整った特性で過不足のない好バランスを示すだけにこのクセは何とかしたいところだが、beyerdynamicアプリのあまりに非力な簡易EQでは全く対処ができず実に歯痒い。

同タイプ機の中では大振りな造りだが、その分装着がしっかりとしていて激しい運動にも耐え得る。
かなり高価な部類だが音漏れ抑制機構がなく、それなりに目立つ。

audio-technica ATH-AC5TW

オーディオテクニカ ATH-AC5TW (2025年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:17×12mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約10.5g (片耳)
販売価格:約10,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約13時間
管理アプリ:なし
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ


ATH-AC5TW 周波数特性

寸評:
高域のピークが目立った細身な鳴らし方で、低域レンジは浅く高域も伸びが少し渋い。
フィット感が浅く出力ポートが少し浮き気味なポジションとなるが、装着安定性はさほど悪くはない。
カラーはブラックとリッチホワイト。
音漏れはそれなりに目立つ。

Victor nearphones HA-NP50T

ビクター ニアフォン HA-NP50T (2023年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約8g (片耳)
販売価格:約14,000円〜
Bluetooth規格:5.1
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約9.5時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ

nearphones HA-NP50T 周波数特性

寸評:
特性の整ったクセのないサウンドではあるが、フィット感に乏しい装着性により、元々少なめな低音側がさらに抜けがちで細身に映ってしまう。出力音量も小さめで、最大でも耳に痛いほど大きくならない。
Victor Headphonesアプリは接続確認が非常に遅く苛立つレベル。音質調整もNORMAL、HIGH、BASSからの選択のみと極めて寂しい。
ブラック、ベージュ、セージグリーンの3カラー。
音漏れはそれなりに目立つ。

Anker Soundcore AeroFit 2

アンカー サウンドコア エアロフィット2 (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:20×11.5mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz(LDAC:20〜40,000Hz)
重量:約10g (片耳)
販売価格:約14,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
連続再生時間:約10時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:3Dオーディオ
音漏れ抑制:指向性音響技術
操作:タッチ

Soundcore AeroFit 2 周波数特性


寸評:
ややナローなレンジ感のドンシャリ。サウンドポートが耳内に若干突っ込まれ気味になることから低域側がより強調され重心の低めなサウンドが耳に届く。レンジが浅く深みのない低音は少々過多で、また中高域の深いギャップによりクセが強めでヴォーカルも退いて聴こえるのでしっかりとEQで補いたい。
イヤーフック角度調整の自由が効くので、あえて音軸を外した角度で低音増強を防ぐ手もある。

音漏れ抑制機構を備えているようだが、効果は弱い。
独自の3Dオーディオは、調整の効かない独特な強い効果によりボヤけたサウンドになってしまうので使いづらい。

ワイヤレス充電対応。
カラーバリエーションは5色。


JBL SOUNDGEAR SENSE

JBL サウンドギア センス (2024年発売)

 

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16.2mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約13.1g (片耳)
販売価格:約9,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約6時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ
SOUNDGEAR SENSE 周波数特性


寸評:
低音の効きが強い大味なドンシャリ。他機に比べて非常に深い低域レンジを持つのも特徴的。
ヘッドが回転することにより適切な装着が維持可能。

JBL HeadphoneアプリのEQはバンド設定の自由が効くので、大味なサウンドの補正に有効活用したい。
ブラック、ホワイト、ブルーの3カラー展開。
ネックバンドが付属する。
音漏れはそれなりに目立つ。

Apple AirPods 4 ANC搭載モデル

アップル エアーポッズ4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(インナー型)
ドライバー:非公開
再生周波数帯域:非公開
重量:約4.3g (片耳)
販売価格:約24,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約5時間(ANC有効時:約4時間)
管理アプリ:なし
マルチポイント:なし
空間オーディオ:対応 ヘッドトラッキング
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ、音声

AirPods 4 周波数特性(チューブ使用)
注)擬似耳チューブ計測のためニュートラルカーブが非平滑です。


寸評:
擬似耳計測により中高域が豊かに出ているが、実際にはむしろ不足気味で、全体的に低域側に荷重の乗ったやや重々しいサウンドである。可能であればEQで60Hz付近を底に1kHz以下の低域側をしっかりと絞ってバランス改善したい。

開放構造ながらにアクティブノイズキャンセルを搭載。カナル式ではないため効果は多少落ちるが、中音域以下はしっかりと低減効果が得られる。
外部音取り込み機能もあるが、オフ状態と大差ないので無用か。

2025年9月24日水曜日

BOSE Ultra Open Earbuds

ボーズ ウルトラ・オープン・イヤバッズ (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:非公開
再生周波数帯域:非公開
重量:約6.5g (片耳)
販売価格:約28,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC、aptX Adaptive
連続再生時間:約7.5時間(イマーシブオーディオ入時は最大4.5時間)
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:イマーシブオーディオ
音漏れ抑制:Bose OpenAudioテクノロジー
操作:物理ボタン


Ultra Open Earbuds 周波数特性


寸評:
高域がやや大人しく少しレンジ感渋めに映る面はあるが、パンチの効いたローエンドとヴォーカル域の立った弱ドンシャリ気味なバランスもトータルとして概ねニュートラルにスッキリと卒なく鳴らす。

この形状(”G”のような形)のカフ型は装着性においては秀逸で、絶妙な加圧のクリップで優しくしっかりとほぼ違和感なくホールドされ、頭を振ってもバタつくようなこともなく非常に安定している。またヘッドが薄いため外耳道の塞ぎが小さく開放性が高いので周辺音の聞こえをほとんど妨げない。

独自の3Dオーディオ技術「イマーシブオーディオ」は効果的で、目の前でスピーカー再生しているかのような自然な空間定位(前方定位)を非常にリアルにシミュレートする。率先使用を推奨したい。
音漏れ量はかなり小さめ。
豊富なカラーバリエーションは不定期に増加。

2025年8月28日木曜日

Shokz OpenFit 2

ショックス オープンフィット2 (2025年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:デュアルドライバー(低域用は17.3mm相当)
再生周波数帯域:50〜16,000Hz
重量:約9.4g (片耳)
販売価格:約20,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約11時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:Shokz DirectPitchテクノロジー
操作:物理ボタン


OpenFit 2 周波数特性

寸評:
デュアルドライバーによりワイドなサウンドレンジをカバー。低域強調気味なチューニングだが、中〜高域は概ねニュートラルに素直なサウンドで全体像を見通しよく奏でる。
ShokzアプリでEQ調整など可能だが、十分素性の良い特性なので小細工せず無補正(スタンダード)での使用を推奨したい。
装着感は軽いが、ある程度の運動に十分耐え得る固定力でフィット感にも優れる。

Shokz DirectPitchテクノロジーにより音漏れを抑制。
AIにより環境ノイズを低減し通話をクリアーに。
ブラック、ベージュの2色。
Dolby Audio対応のフラッグシップモデルOpenFit 2+追加(8/28)。


2025年8月10日日曜日

nwm DOTS [MBE002]

ヌーム ドッツ [MBE002] (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:12mm
再生周波数帯域:80〜20,000Hz
重量:約8g (片耳、テールチップ除く)
販売価格:約19,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC、LC3、CVSD、mSBC
連続再生時間:約8時間
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術
操作:タッチ

nwm DOTS 周波数特性


寸評:
出音はnwm ONEを踏襲するかのような、高域に強いピークを持たせたシャリ付きのきついサウンド。出力ポートがやや浮いた位置となるためか低域の密度は渋めだが、中央域は概ねニュートラルに整った素性の良いサウンドを聴かせる。
シリーズ共通のスマホアプリ「nwm Connect」によるサウンド調整が可能。簡易的ながらもパラメトリックEQは設定の融通が効くので、高域ピークの補正に是非とも活用したい。

耳に引っ掛けつつ挟み込む形での装着となるためメガネの併用には難があるが、装着感はかなり軽く耳への負荷は非常に小さい。
フィット感はやや頼りないがズレてしまうほどではない。テールチップの位置やサイズにより装着具合のカスタマイズが効く。

PSZ技術により開放構造ながらに音漏れは小さい。
通話の声をクリアーに届けるMagic Focus Voice。
カラー5色展開。

【参考】nwm Connect「サウンド設定」によるキャリブレーション例

  1. 113Hz 6.0dB 2.0
  2. 6250Hz -6.0dB 0.25
  3. 8000Hz -6.0dB 0.5
  4. 8800Hz -6.0dB 0.4
  5. 130000Hz 6.0dB 2.0
※ポイントの帯域を重ねることで6dB以上の強い補正が可能。

 


nwm ONE [MBH001]

ヌーム ワン [MBH001] (2024年発売)



構造:オープンエアー型 ※耳スピーカー
ドライバー:12mm+35mm
インピーダンス:非公開
最大入力:-
再生周波数帯域:40〜20,000Hz
出力感度:非公開
重量:約185g 
販売価格:約33,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC、LC3、CVSD、mSBC
連続再生時間:約20時間

nwm ONE 周波数特性 [無補正](平面計測)


寸評:
開放型イヤフォンと同様の超小型スピーカーを耳元に配置したような音響システムで、従来のヘッドフォンとは少し異なった構造を持つ。オーバーヘッド型として大型トランスデューサーが使える利点により、2Wayユニットによるワイドな再生レンジを実現している。
ハウジング周りのダクトより逆相音声を放出し、これにより音漏れを相殺し低減するPSZ技術はnwmシリーズの売り。

デフォルト(無補正)ではピーキーな高域によりシャリつきが際立つサウンドだが、一方で中高域から低域にかけては非常にリニアに整った特性で、深い低域までしっかりと身の詰まったナチュラルな良質サウンドを聴かせる。
専用スマホアプリ「nwm Connect」によりサウンド調整が可能なので、高域のクセはこれでしっかりと補正しておきたい。EQ調整幅は小さいが、アプリ上で設定した値は即時反映されそのまま機器本体に記憶されるため、登録機器(最大8つ)において同じ出力音質が維持共有できるのは嬉しい。

イヤーパッド(耳を囲う部分)は細めの中空シリコンパッド。固定式で交換はできない。
装着性は軽量で側圧も優しいので疲れにくく、また汗ばみが気になるシチュエーションでの使用も苦にならない。

2台同時接続(先行音声優先)が可能。
通話送信音声のノイズ低減技術Magic Focus Voice搭載。
USBケーブルでの有線オーディオ接続も可能。
ダークグレイ、ライトグレイのカラバリ。


【参考】nwm Connect「サウンド設定」によるキャリブレーション例

  1. 3000Hz -2.0dB 2.0
  2. 5000Hz 6.0dB 0.8
  3. 7000Hz -6.0dB 0.5
  4. 8500Hz -6.0dB 1.0
  5. 8000Hz -3.0dB 0.4
※ポイントの帯域を重ねることで6dB以上の強い補正が可能。


2025年7月5日土曜日

AVIOT WA-V1-PNK ピッドホン3

アヴィオット WA-V1-PNK (2024年発売)

[電源オフ]

[ANC ON]


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:非公開
最大入力:非公開
再生周波数帯域:非公開
出力感度:非公開
重量:約267g (コード含まず)
販売価格:約18,000円〜
Bluetooth規格:5.0
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
連続再生時間:約120時間

WA-V1-PNK [有線/ANC ON] 周波数特性(平面計測)

WA-V1-PNK [有線/電源オフ] 周波数特性(平面計測)

WA-V1-PNK モード毎の周波数特性差異



寸評:
ピエール中野氏監修「ピッドホン3」。
低域の強烈なドンシャリ。シリーズ一貫した低音主張は一層増強され、重く籠った中でキックがやたらとボンボンと響きまくる。そんな中でも高域は艶やかに聴かせるのだが、中高域が削がれた過剰な音場演出で奥行きが深くヴォーカルは遠い。
シリーズで初めてノイズキャンセリングを搭載。オン(ノイズキャンセル)、オフ(ノーマル)、外音取り込み(アンビエント)の3モードがあり、ケーブル接続時にも有効化できる。

ハイレゾを謳うが、根拠となる周波数特性値がなぜか伏せられている。
2デバイス同時接続。8デバイスとのペアリングを記憶。
ガイダンス音声は日高のり子。

専用モバイルアプリ「AVIOT SOUND ME」によりサウンドや操作のカスタマイズが可能。設定情報は本体に記憶されるためカスタム状態を維持できるのは良いが、EQ調整幅が小さく、この強烈な癖を抑制するにはあまりにも非力すぎる。

ALPEX Hi-Unit 002-pnk ピッドホン2

アルペックスハイユニット 002-pnk ピッドホン2  (2023年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:32Ω
最大入力:15mW
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
出力感度:93dB
重量:約225g (実測)
販売価格:約32,000円〜
Bluetooth規格:5.0
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD
連続再生時間:約22時間

Hi-Unit002 Frequency Response
Hi-Unit 002-pnk [有線接続] 周波数特性(平面計測)


寸評:
ピエール中野氏監修による「ピッドホン」の二代目。
野太い低域荷重サウンド。中〜高域側は比較的ナチュラルにまとまっており、中高域の密度により主役が前面に立ってくるが、強い低域主張が音像を緩く濁らせがち。
装着感はごく標準的だが、コンパクトでフィット感も良い。
ペアリングは8台まで記憶。
音声ガイダンスは凛として時雨TK氏によるギターサウンドを採用。

AVIOT WA-Z1PNK

アビオットWA-Z1PNK (2022年発売)


構造:セミ・オープンエアー型
ドライバー:平面磁気駆動型
インピーダンス:32Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:10〜40,000Hz
出力感度:83dB
重量:約419g (本体のみ実測)
販売価格:約56,000円〜
Bluetooth規格:5.2
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
連続再生時間:約20時間


 

WA-Z1PNK 周波数特性(平面計測)


寸評:
凛として時雨 ピエール中野氏監修によるフラッグシップヘッドフォン。通称「ピッドホン」。
サウンド傾向は豊かな低音に存在感がある一方で中高域にかけての減衰が深めで、ピーキーな高音のシャリつきが際立つワイドなドンシャリ。ヴォーカルなど主役はやや奥まってかすれ気味に映る。
セミ・オープンを謳うが、バッフル抜けのない密閉構造により耳に吸い付くような装着感で開放性はない。背面メッシュ部からの音抜けも小さいため、密閉型と踏まえて然るべき。
平面ドライバを採用した贅沢な仕様だが、能率(出力感度)が極端に低いため有線使用時はアンプのパワーが欲しい。
本体重量400gオーバーは流石に重い。
Bluetoothペアリングは8デバイスを記憶。同時接続は2デバイスまで。
ボイスガイダンスは緒方恵美。