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2026年7月18日土曜日

Sennheiser HD 480 PRO

ゼンハイザー HD 480 プロ (2026年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:38mm
インピーダンス:130Ω
最大入力:300mW
再生周波数帯域:3〜28,700Hz
出力感度:98dB
重量:約272g (コード含まず)
販売価格:約62,000円〜

HD 480 PRO 周波数特性(平面計測)


寸評:
機動性の高いHD 490 PROのボディデザインを継承する、レコーディング向けの密閉型モデル。
よく似た外観とは裏腹に出音はガラリと異なり、重心が低くエッジの立たないウォーム傾向のサウンドを醸す。低重心バランスという点ではProducing Ear Pads(ベロアの方)装着時の490 PROっぽくも映るが、高域に伸びは感じられるものの中高域が細いためにツヤ感乏しく、全体的にボテっとしたイメージで今ひとつ垢抜けない。

付属ケーブルは3mのコイル仕様。

2026年6月9日火曜日

Austrian Audio Hi-X60

オーストリアンオーディオ Hi-X60 (2022年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:44mm
インピーダンス:25Ω
最大入力:150mW
再生周波数帯域:5〜28,000Hz
出力感度:110dB
重量:約320g (コード含まず)
販売価格:約55,000円〜

Hi-X60 周波数特性(平面計測)


寸評:
既出の開放型Hi-X65のDNAを継承する後発のクローズドバックモデル。
広いレンジで非常にスッキリとしたサウンドを聴かせるが、ローエンドのパンチとハイエンドのツヤ感がやや勝り、薄らとドンシャリ感が垣間見られる。
Hi-X65との比較は外せないが、その点ではとにかく余計な中域の脂が削ぎ落とされたことで、明瞭で見通しの良いサウンドが得られている点を賞賛したい。

シリーズ一貫したデザインにより装着性はHi-X65と変わりないが、密閉構造からか気密性が高く吸着感が強い。

2025年12月25日木曜日

Sennheiser HD 620S

ゼンハイザー HD 620S (2024年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:42mm
インピーダンス:150Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:6〜30,000Hz
出力感度:110dB
重量:約362g (コード含まず)
販売価格:約46,000円〜

HD 620S 周波数特性(平面計測)


寸評:
深々と充実したややパンチのある低域と艶やかで伸びやかな高域が特徴的。それ故か若干低重心傾向のドンシャリ気味にも映るが、暴れがちな中高域は卒なくまとめられて薄まることもなくスッキリと見通しの良い素直なサウンドを聴かせる。

非常にタイトな締め付けが流石に気になるが、内口径の大きいイヤーパッドは当たりも柔軟で、思ったほどに疲れが来ない。

2025年12月13日土曜日

beyerdynamic DT 270 PRO

ベイヤーダイナミック DT 270 プロ (2025年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:非公開
インピーダンス:45Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:5〜24,000Hz
出力感度:96dB
重量:約194g (コード含まず)
販売価格:約18,000円〜

DT 270 PRO 周波数特性(平面計測)


寸評:
シリーズエントリーモデルDT 240 PROの後継となるが、ドスンと効きの良い重低音は継承されつつも高域側の処理が整えられたことで重々しさが軽減され、全体像のスッキリとした明瞭な聴かせ方となっている。
外観はDT 700 PRO Xをコンパクトにしたようなデザインとなり、イヤーパッドも一回り大きく厚みのあるベロア仕様となって装着性が向上。
左右選択装着可能な細身なコイルケーブルの仕様は変わらずも、USB-C to 3.5mmオーディオアダプターが付属するのでモバイルでも使いやすい。

2025年9月26日金曜日

Sennheiser HD 630VB

ゼンハイザー HD 630VB (2015年発売)




構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:非公開
インピーダンス:23Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:10〜42,000Hz
出力感度:114dB
重量:約420g
販売価格:-

HD 630VB / BASS BOOST 周波数応答特性比較


寸評:
「VARIABLE BASS BOOST」を搭載。右チャンネルハウジング背面のダイヤルで低音域の量を調整できる。
個性的な出音で原音をガラリと変えて聴かせる。中低域ディップは低音ブーストによるボヤけ、濁りを防ぐ効果もあるが、中高域の大きなギャップは芯を細くし主役の存在感を薄めてしまう。

400gオーバーで外観もヘビースタイルだが、右ch側直出しの1.2mマイク付きケーブルに折りたたみ構造という明らかにモバイル向けとしか思えない挑戦的な仕様。
ボディ設計は後にノイマンNDHシリーズへと継承。

2025年9月22日月曜日

SONY MDR-M1

ソニー MDR-M1 (2025年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:50Ω
最大入力:1500mW
再生周波数帯域:5〜80,000Hz
出力感度:102dB
重量:約216g (コード含まず)
販売価格:約40,000円〜

MDR-M1 Frequency Response
MDR-M1 周波数特性(平面計測)


寸評:
M1STの系譜と思しき名を持つが、こちらはどっしりと深い低音の際立ったドンシャリサウンドとなっており、出音傾向はかなり異なる。
一見7506に似た部分のある特性カーブを示すが、低音域の量感は圧倒的に違ってMV1並に深々と重々しく、中高域をボトムとしてヴォーカルはやや後退気味に、高域にはCD900ST譲りのシャリつきも見られる。
好き好きで語ればこうしたバランスを好む人もいるだろうし決して酷評されるようなサウンドでもないが、しかしモニターという立ち位置を踏まえると流石に色付けが強い。ともあれサウンドの正確性という意味では乏しいと言わざるを得ずで、制作用途での導入はくれぐれも慎重に。

装着性はM1STとほぼ差はないが、パッドが厚いので耳形状によっては多少の違いは感じられるか。
ケーブルは2.5mと1.2mのものが付属。

2025年8月2日土曜日

TAGO STUDIO T3-03

タゴスタジオ T3-03 (2022年発売)




構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:70Ω
最大入力:1,000mW
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
出力感度:102dB
重量:約260g (コード含まず)
販売価格:24,600円(税込)

T3-03周波数特性(平面計測)

寸評:
「より近く、より鮮烈に」と謳うT3-01の弟分。
そんな出音は中高域が底となる弱ドンシャリ傾向で、少し奥行きのある音場を演出する。
T3-01が特化的にヴォーカル再生の正確性が光るもややナローなレンジ傾向に対し、こちらは再生レンジにゆとりのある鳴らし方で、主役は控えめとなるが、低域のパンチ、高域解像の部分では優れた面を見せる。

底の浅い合皮製イヤーパッドだが、当たりはソフトでホールドもしっかりとしており装着感は良好。
ケーブルのタッチノイズが少し目立つ。

2025年7月7日月曜日

Sennheiser HD 300 PRO

ゼンハイザー HD 300 プロ (2022年発売)



構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:非公開
インピーダンス:64Ω
最大入力:500mW
再生周波数帯域:6〜25,000Hz
出力感度:108dB
重量:297g (コード含まず)
販売価格:約17,000円〜

Frequency Response
HD 300 PRO 周波数特性(平面計測)


寸評:
高音域の散在ディップによるエッジの甘さや主役が後退気味に映ってしまうのが惜しいが、無用な味付けのないニュートラル性とディープな低域レンジは優秀。

ケーブルは作業に邪魔にならない1.55mストレート仕様で、独自のビス留め脱着式でメンテ交換が可能。根元部がコイル状でタッチノイズ対策が施されている。
締め付けがタイトで装着疲れが少々気になる。

2025年7月5日土曜日

AVIOT WA-V1-PNK ピッドホン3

アヴィオット WA-V1-PNK (2024年発売)

[電源オフ]

[ANC ON]


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:非公開
最大入力:非公開
再生周波数帯域:非公開
出力感度:非公開
重量:約267g (コード含まず)
販売価格:約18,000円〜
Bluetooth規格:5.0
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
連続再生時間:約120時間

WA-V1-PNK [有線/ANC ON] 周波数特性(平面計測)

WA-V1-PNK [有線/電源オフ] 周波数特性(平面計測)

WA-V1-PNK モード毎の周波数特性差異



寸評:
ピエール中野氏監修「ピッドホン3」。
低域の強烈なドンシャリ。シリーズ一貫した低音主張は一層増強され、重く籠った中でキックがやたらとボンボンと響きまくる。そんな中でも高域は艶やかに聴かせるのだが、中高域が削がれた過剰な音場演出で奥行きが深くヴォーカルは遠い。
シリーズで初めてノイズキャンセリングを搭載。オン(ノイズキャンセル)、オフ(ノーマル)、外音取り込み(アンビエント)の3モードがあり、ケーブル接続時にも有効化できる。

ハイレゾを謳うが、根拠となる周波数特性値がなぜか伏せられている。
2デバイス同時接続。8デバイスとのペアリングを記憶。
ガイダンス音声は日高のり子。

専用モバイルアプリ「AVIOT SOUND ME」によりサウンドや操作のカスタマイズが可能。設定情報は本体に記憶されるためカスタム状態を維持できるのは良いが、EQ調整幅が小さく、この強烈な癖を抑制するにはあまりにも非力すぎる。

ALPEX Hi-Unit 002-pnk ピッドホン2

アルペックスハイユニット 002-pnk ピッドホン2  (2023年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:32Ω
最大入力:15mW
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
出力感度:93dB
重量:約225g (実測)
販売価格:約32,000円〜
Bluetooth規格:5.0
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD
連続再生時間:約22時間

Hi-Unit002 Frequency Response
Hi-Unit 002-pnk [有線接続] 周波数特性(平面計測)


寸評:
ピエール中野氏監修による「ピッドホン」の二代目。
野太い低域荷重サウンド。中〜高域側は比較的ナチュラルにまとまっており、中高域の密度により主役が前面に立ってくるが、強い低域主張が音像を緩く濁らせがち。
装着感はごく標準的だが、コンパクトでフィット感も良い。
ペアリングは8台まで記憶。
音声ガイダンスは凛として時雨TK氏によるギターサウンドを採用。

AVIOT WA-Z1PNK

アビオットWA-Z1PNK (2022年発売)


構造:セミ・オープンエアー型
ドライバー:平面磁気駆動型
インピーダンス:32Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:10〜40,000Hz
出力感度:83dB
重量:約419g (本体のみ実測)
販売価格:約56,000円〜
Bluetooth規格:5.2
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
連続再生時間:約20時間


 

WA-Z1PNK 周波数特性(平面計測)


寸評:
凛として時雨 ピエール中野氏監修によるフラッグシップヘッドフォン。通称「ピッドホン」。
サウンド傾向は豊かな低音に存在感がある一方で中高域にかけての減衰が深めで、ピーキーな高音のシャリつきが際立つワイドなドンシャリ。ヴォーカルなど主役はやや奥まってかすれ気味に映る。
セミ・オープンを謳うが、バッフル抜けのない密閉構造により耳に吸い付くような装着感で開放性はない。背面メッシュ部からの音抜けも小さいため、密閉型と踏まえて然るべき。
平面ドライバを採用した贅沢な仕様だが、能率(出力感度)が極端に低いため有線使用時はアンプのパワーが欲しい。
本体重量400gオーバーは流石に重い。
Bluetoothペアリングは8デバイスを記憶。同時接続は2デバイスまで。
ボイスガイダンスは緒方恵美。


2025年6月21日土曜日

TAGO STUDIO T3-01

タゴスタジオ T3-01 (2017年発売)



構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:70Ω
最大入力:1,000mW
再生周波数帯域:5〜40,000Hz
出力感度:100dB
重量:約321g (コード含まず)
販売価格:69,300円(税込)


T3-01 Frequency Response
T3-01 周波数特性(平面計測)


寸評:
「究極のナチュラルサウンド」を目指したという評判モニター。
原音忠実再生といった狙いとは少し異なる印象だが、全体バランスは概ねニュートラルで、中〜中高域に至るリニアに整った特性により無用な奥行き演出なくヴォーカルを正確な位置に浮き立たせる。ただ意図的なのか高域の鋭さが削ぎ込まれた少々エッジの緩いソフトなサウンドで、いささか解像乏しくも映る。
低域レンジはやや浅めだが、タイトに膨らませて若干パンチを効かせる。

フロック生地仕様のイヤーパッドはソフトで厚みがあり、包み込まれるような装着感。ヘッドパッドも交換可能なので長期に渡って使える。
丈夫そうな布巻きケーブルだが、硬質でねじれ癖が強くやすく、また擦れ、タッチノイズが伝わりやすいなど難点が多い。
贅沢なウッドのエンクロージャーが目を惹くが、価格と重量に重くのしかかる...

2025年4月13日日曜日

SoundWarrior SW-HP20-B

サウンドウォーリアー SW-HP20-B (2016/2017年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:40Ω
最大入力:150mW
再生周波数帯域:10〜35,000Hz
出力感度:101dB
重量:215g (コード含まず)
販売価格:約17,000円〜

Frequency Response
SW-HP20 周波数特性(平面計測)


寸評:
非常に深くまで響かせるワイドなローエンドが特徴的。若干低域荷重が強いが、中〜高域は概ねニュートラルにスッキリとクリアーな鳴らし方で見通しが良い。
片耳使用のできない構造に両出しケーブル仕様と機能面に弱点は多いが、軽い装着感で常用に向く。

初期バージョン(SW-HP20)との違いは付属ケーブル類のみで、本機には着脱式両出し1.2mケーブルに2m延長ケーブルが付く。

2024年6月5日水曜日

Philips Fidelio L3

フィリップス フィデリオ L3 (2022年発売)

[ANC OFF]

[ANC ON]


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:16Ω
最大入力:20mW
再生周波数帯域:7〜40,000Hz
出力感度:103dB
重量:約360g (コード含まず)
販売価格:約3万円〜 (国内正規販売なし)
Bluetooth規格:5.1
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD
連続再生時間:32時間 (ANC on)、38時間 (ANC off)


Fidelio L3 Frequency Response
Fidelio L3 周波数特性 [ワイヤード/ANC on](平面計測)


寸評:
内蔵アンプありきでの再生動作となっており、ケーブル接続しても本体パワーを入れないと全く音が出ない仕様。サウンドチューニングはアンプ(EQ)依存しているが、ANC ON/OFFにより音質の違いが大きめで、ONでは超低域が過剰気味に効いたかなり重心の深いサウンドを聴かせる一方で、OFFでは低域が少々痩気味な鳴らし方となる。

メタルパーツが多いためか見た目以上の重量級。
右チャンネルバッフル面にセンサーが顔を出しているのはさすがに退く。

2023年11月6日月曜日

AKG K270 Studio

アーカーゲー K270スタジオ (1989年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:32mm+32mm
インピーダンス:75Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:20〜28,000Hz
出力感度:92dB
重量:270g (コード含まず)
販売価格:-

K270 Frequency Response
K270 Studio 周波数特性(平面計測)


寸評:
各チャンネル上下に同じ2つのドライバーが配された特殊構造のヘッドフォンとして知られるが、これによる特別な効果、効能を認めるのは困難。
出音は低域にパンチがなく、ナローなレンジ感からも古を感じざるを得ない。高域はそれなりだがヴォーカル域がやや引っ込みがちで全体的に密度の薄い鳴らし方。また能率もかなり低いのでアンプのパワーが必要。

このStudioと付くモデルは、ヘッドバンドの伸縮に連動したミュートスイッチを持つ。

2023年10月22日日曜日

SHURE SRH1540

シュアー SRH1540 (2013年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:46Ω
最大入力:1,000mW
再生周波数帯域:5〜25,000Hz
出力感度:99dB
重量:286g (コード含まず)
販売価格:約55,000円〜

SRH1540 Frequency Response
SRH1540 周波数特性(平面計測)


寸評:
中〜高域に至っては派手さのない癖のない鳴らし方だが、ドスンと響く深い低域がいささか目立った野太い出音。低域過多によりヴォーカルは退き気味となり、音場もやや閉鎖的に映る。
ケーブルは入力プラグ側が太めの丸線で癖が強く、分岐部分が大きくゴツい。
珍しいアルカンターラ素材のイヤーパッドで高級感があるが、側圧も適度で装着性は良い。
SRH1840同様に加水分解により傷みやすい合皮の固定ヘッドパッドがやはり残念。

2023年9月20日水曜日

YAMAHA HPH-MT8

ヤマハ HPH-MT8 (2016年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:45mm CCAW
インピーダンス:37Ω
最大入力:1,600mW
再生周波数帯域:15〜28,000Hz
感度:102dB
重量:350g (コード含む)
市場価格:約24,000円〜

HPH-MT8 Frequency Response
HPH-MT8 周波数特性(平面計測)


寸評:
先代MT220を概ね踏襲したスペックではあるが、出音はややウォームに調整され中立性が増している。中高域がやや薄いため、高域がややシャリつく感じでヴォーカルは若干退いた位置となるが、低域は出しゃばらず適量で十分深くまで鳴らす。
装着感は適度な側圧でソフトだが、先代より大分軽量化されたもののそれでも重めの類。

2023年5月15日月曜日

AKG K553 MKII

アーカーゲー K553 MKII (2019年発売)



構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:50mm
インピーダンス:32Ω
最大入力:200mW
再生周波数帯域:12〜28,000Hz
出力感度:109dB (114dB)
重量:305g
販売価格:約23,000円〜



K553 MKII Frequency Respon¥se
K553 MKII 周波数特性(平面計測)





寸評:
源流(K550系)との明確な違いが曖昧な疑惑のK553リケーブルバージョン。
このシリーズは音響面でのアップデート情報なく派生しているが、事実、サウンド面に関して手元のK550 MKIIと比較しても指摘できるような違いが感じられず、個体差、状態差の範疇で同一機とも判断できるほど類似している。
なお、出力感度は114dB SPL/Vが正しいようで、公称スペック値全てにおいてK550より一貫している。

2023年5月14日日曜日

audio-technica ATH-M70x

オーディオテクニカ ATH-M70x (2015年発売)



構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:45mmCCAW
インピーダンス:35Ω
最大入力:2,000mW
再生周波数帯域:5〜40,000Hz
出力感度:97dB
重量:280g (コード含まず)
販売価格:約30,000円〜

ATH-M70x frequency response
ATH-M70x 周波数特性(平面計測)


寸評:
Mシリーズのフラッグシップ。常用モニターとして世界的人気のM50xとはかなりカラーの異なる、ド派手なハイトーンで高音域の粗を浮き彫りにするピンポイントチェックモニター。
中域以下はニュートラルバランスで歯切れが良く、超低域まで深いレンジ感も素晴らしいのだが、強烈な高音域ブーストによりシャリ付き、刺々しさが際立つあまり全体像を細身に映す。
ソフトなパッドと適度な側圧で装着性は良い。

2023年5月13日土曜日

beyerdynamic DT 240 PRO

ベイヤーダイナミック DT 240 プロ (2017年発売)



構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:非公開
インピーダンス:34Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:5〜35,000Hz
出力感度:99dB
重量:196g (コード含まず)
販売価格:約10,000円〜

frequency response
DT 240 PRO 周波数特性(平面計測)


寸評:
低域レンジが深くパンチの効いたローバイアス気味なドンシャリサウンド。中高域のディップが大きいため少しツヤ感薄く映るが、不快なバランスでもない。ただベイヤーらしい解像感の高いシャープなサウンドとは異なるテイスト。
デザイン面もベイヤー感がないが、軽量コンパクトながら歪みのないしっかりとしたヘッドアーム。ただし左右が分かりにくい。
着脱式片出しケーブルは左右どちらにも接続できる。細めのコイルケーブルで、近接で使う分にはあまり邪魔にならないが、伸ばすには張りが強い。
締め付けがややタイトで小径のイヤーパッドも窮屈だがクッションは良い。

(公式発表はないが、当機はフォスター電機製品のOEMという説が有力)