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2026年5月2日土曜日

beyerdynamic AMIRON ZERO

ベイヤーダイナミック アミロン ゼロ (2026年発売)


※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:非公開
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約6g (片耳)
販売価格:約28,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:最大6時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ


AMIRON ZERO 周波数特性

寸評:
計測ではやや右上がりのグラフが出ているが、サウンドポートが耳へ少し挿入されることによって実際には低音側が持ち上げられた右下がりの特性となり、実音はむしろ低域過多気味なウォームなサウンド傾向である。ただ根本的には非常にリニアな特性であることからEQで高低バランスを整えればニュートラルな良質サウンドが得られる。

一見左右が判りにくいが、本体バッテリーコンパートメント側裏面にL、Rの非常に小さな刻印があり、R側には赤点が印字されている。
タッチ操作は再生/停止/前後スキップのみとかなりシンプルで、音量調整はできない。また空間オーディオ、音漏れ抑制などの特別な機能もなく、このクラスとしてはかなり地味なスペック。
カラーバリエーションはBLACK、WHITE、SPORTの3種。

SONY LinkBuds Clip (WF-LC900)

ソニー リンクバッズ クリップ (2026年発売)


※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:10mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz(44.1kHzサンプリング)
重量:約6.4g (片耳)
販売価格:約24,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約9時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:360 Reality Audio(対応アプリのみ)
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ
LinkBuds Clip 周波数特性


寸評:
計測上はドンシャリの強そうなバランスだが、実音は低域荷重が増す一方で高域側のピークはさほど目立ってこず、ツヤ感やや鈍いウォームな鳴らし方。
装着性は一般的なカフ型同様に負荷が小さく快適だが、球型ヘッドにより開放性は少し渋め。
フィット性調整のためのフィッティングクッションが付属。
音質をCD品質まで補完するアップコンバート技術DSEEを搭載。
360 Reality Audioは対応アプリでのみ利用可能なもので、利用範囲はかなり限定的。
ラベンダー、グレージュ、グリーン、ブラックの全4色。
最近のトレンドか充電用USB-Cケーブルは付属せず別売。

2026年3月31日火曜日

Fiio JT7

フィーオ JT7 (2025年発売)


構造:オープンエアー型
ドライバー:平面駆動方式
インピーダンス:18Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:7〜40,000Hz
出力感度:92dB
重量:約318g (コード含まず)
販売価格:約20,000円〜

JT7 周波数特性(平面計測)

寸評:
リニアに整ったピュアな中〜超低域により最適密度で濁りのないクリアーな良質サウンドを醸す優良機。高域側に乱高下ロスはあるが、伸びやかさが損なわれることなく艶感も概ね自然。
弱点としてはやはり平面駆動が故の低能率。また大振りなハウジング構造や肉厚パッドなどにより少々重さが目立つのも気になる。
ヘッドアームはSennheiser HD 490 PROの一部流用(コピー?)が見られるが、折りたたみ構造でコンパクトに収納できる。
両出し3.5mmプラグ仕様の1.5mケーブルは3.5mmステレオのほか、4.4mmバランスも付属。

2026年2月26日木曜日

JBL Sense Pro

JBL センスプロ (2025年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16.2mm
再生周波数帯域:20〜40,000Hz
重量:約11.6g (片耳)
販売価格:約22,000円〜
Bluetooth規格:6.0
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、LC3
連続再生時間:約8時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:JBL空間サウンド
音漏れ抑制:OpenSoundテクノロジー
操作:タッチ

JBL Sense Pro 周波数特性

寸評:
SOUNDGEAR SENSEに類似した典型的なドンシャリサウンドだが、明瞭感がいくらか増しヴォーカルの退き、擦れもやや抑えられ印象は向上。静寂でのリスニングでは流石にしつこい低音も、賑やかなシチュエーションならこれくらい盛ってベター。シーンに合わせてEQを有効活用したい。
ヘッド角が柔軟に調整できるが、ほぼ気にするまでもなく最適な位置に決まり良く装着できつけ心地も良い。ただ難点を言えば、細くしなやかなフックアームがヘッドのバタつきを助長してしまい、頭部の急動作、運動時の使用では気になる。

アプリではオーディオ、通話に関するものの他、様々なオプション機能が豊富に用意されている。
カラーバリエーションはブラック、グレージュ、ブルーの3色に加え、販売店限定色のパープル(ヨドバシカメラ)、ホワイト(Amazon)の全5種。
充電(USB-C)ケーブルが付属しないことには驚くが、同仕様機器が溢れるご時世でもありむしろ無駄なく合理的か。ワイヤレス充電にも対応する。

Shokz OPENDOTS ONE

ショックス オープンドッツ ワン (2025年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(カフ型)
ドライバー:11.8mm デュアルドライバー
再生周波数帯域:100〜20,000Hz
重量:約6.5g (片耳)
販売価格:約22,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約10時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:Dolby Audio
音漏れ抑制:Shokz DirectPitchテクノロジー
操作:タッチ、摘む
OpenDots One 周波数特性
OpenDots One 周波数特性(実装着シミュレート)


寸評:
計測上非常に平滑な特性が示され、このメーカーらしいサウンドの素性の良さをハッキリと伺わせる。
ただ一般的なこの形状のカフ型、球状ヘッドが耳に挿入気味となる構造から近接効果が生じ、特性バランスが低音寄りに偏り、実際には少々こもり気味なサウンドとなる。押し込み具合はいくらか遊びがあるので、艶やかな音で聴きたいなら装着の際浮かせ気味に少し引っ張り上げて浅めの装着にすると良い。この際開放性も少し増すので一石二鳥。なおこもりが気になるようならEQで100Hzを絞り、4k、8kHzを強調してバランスを整える手もある。

いささか当たりの目立つ装着感。着けていることを忘れる...などということはなさそう。
左右区別なく装着可能。
操作はタッチのほか、バッテリーコンパートメント(耳の裏側に来る方)を二本指で摘んでも同様の操作ができる。またダブルタップ(or 2回摘む)操作が主体となっており、不用意なタップによる誤操作のない工夫がされている。

2025年12月13日土曜日

beyerdynamic DT 270 PRO

ベイヤーダイナミック DT 270 プロ (2025年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:非公開
インピーダンス:45Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:5〜24,000Hz
出力感度:96dB
重量:約194g (コード含まず)
販売価格:約18,000円〜

DT 270 PRO 周波数特性(平面計測)


寸評:
シリーズエントリーモデルDT 240 PROの後継となるが、ドスンと効きの良い重低音は継承されつつも高域側の処理が整えられたことで重々しさが軽減され、全体像のスッキリとした明瞭な聴かせ方となっている。
外観はDT 700 PRO Xをコンパクトにしたようなデザインとなり、イヤーパッドも一回り大きく厚みのあるベロア仕様となって装着性が向上。
左右選択装着可能な細身なコイルケーブルの仕様は変わらずも、USB-C to 3.5mmオーディオアダプターが付属するのでモバイルでも使いやすい。

2025年11月9日日曜日

Cleer ARC3 Music Pro

クリアー アーク3 ミュージック プロ (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:16.2mm
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
重量:約12g (片耳)
販売価格:約20,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless、LDAC
連続再生時間:約8時間(ANC使用)
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:Dolby Atmos
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ、首(頭)の動き

ARC3 Music Pro 周波数特性


寸評:
少し尖り気味なサウンドではあるが、その点を除けば低域からレンジも広く概ねニュートラルなバランスで卒なく鳴らす。
フィット感良好で、安定性も高い。

以下、ポジティヴには捉えづらい要素が満載なので参考まで。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するが、挿入式ではないため効果はかなり薄く耳が詰まったような感覚が心地悪い。バッテリー消費を考えても使う意義は希薄。
同型の中でも大振りな造り。
Cleer DBE 3.0で低音を自動調整するとあるが、どういった動作か不明で変化の実感もない。
ケース上で諸々操作可能だが、必要なシーンはほとんどない。
なぜかケースの左右入れ方が逆で出し入れがしづらい。

Apple AirPods 4 ANC搭載モデル

アップル エアーポッズ4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(インナー型)
ドライバー:非公開
再生周波数帯域:非公開
重量:約4.3g (片耳)
販売価格:約24,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約5時間(ANC有効時:約4時間)
管理アプリ:なし
マルチポイント:なし
空間オーディオ:対応 ヘッドトラッキング
音漏れ抑制:なし
操作:タッチ、音声

AirPods 4 周波数特性(チューブ使用)
注)擬似耳チューブ計測のためニュートラルカーブが非平滑です。


寸評:
擬似耳計測により中高域が豊かに出ているが、実際にはむしろ不足気味で、全体的に低域側に荷重の乗ったやや重々しいサウンドである。可能であればEQで60Hz付近を底に1kHz以下の低域側をしっかりと絞ってバランス改善したい。

開放構造ながらにアクティブノイズキャンセルを搭載。カナル式ではないため効果は多少落ちるが、中音域以下はしっかりと低減効果が得られる。
外部音取り込み機能もあるが、オフ状態と大差ないので無用か。

2025年8月28日木曜日

Shokz OpenFit 2

ショックス オープンフィット2 (2025年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:デュアルドライバー(低域用は17.3mm相当)
再生周波数帯域:50〜16,000Hz
重量:約9.4g (片耳)
販売価格:約20,000円〜
Bluetooth規格:5.4
対応コーデック:SBC、AAC
連続再生時間:約11時間
管理アプリ:あり
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:Shokz DirectPitchテクノロジー
操作:物理ボタン


OpenFit 2 周波数特性

寸評:
デュアルドライバーによりワイドなサウンドレンジをカバー。低域強調気味なチューニングだが、中〜高域は概ねニュートラルに素直なサウンドで全体像を見通しよく奏でる。
ShokzアプリでEQ調整など可能だが、十分素性の良い特性なので小細工せず無補正(スタンダード)での使用を推奨したい。
装着感は軽いが、ある程度の運動に十分耐え得る固定力でフィット感にも優れる。

Shokz DirectPitchテクノロジーにより音漏れを抑制。
AIにより環境ノイズを低減し通話をクリアーに。
ブラック、ベージュの2色。
Dolby Audio対応のフラッグシップモデルOpenFit 2+追加(8/28)。


2025年8月10日日曜日

nwm DOTS [MBE002]

ヌーム ドッツ [MBE002] (2024年発売)

※サンプル音声は割愛します。

構造:オープンエアー型イヤホン(フック型)
ドライバー:12mm
再生周波数帯域:80〜20,000Hz
重量:約8g (片耳、テールチップ除く)
販売価格:約19,000円〜
Bluetooth規格:5.3
対応コーデック:SBC、AAC、LC3、CVSD、mSBC
連続再生時間:約8時間
マルチポイント:対応
空間オーディオ:なし
音漏れ抑制:PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術
操作:タッチ

nwm DOTS 周波数特性


寸評:
出音はnwm ONEを踏襲するかのような、高域に強いピークを持たせたシャリ付きのきついサウンド。出力ポートがやや浮いた位置となるためか低域の密度は渋めだが、中央域は概ねニュートラルに整った素性の良いサウンドを聴かせる。
シリーズ共通のスマホアプリ「nwm Connect」によるサウンド調整が可能。簡易的ながらもパラメトリックEQは設定の融通が効くので、高域ピークの補正に是非とも活用したい。

耳に引っ掛けつつ挟み込む形での装着となるためメガネの併用には難があるが、装着感はかなり軽く耳への負荷は非常に小さい。
フィット感はやや頼りないがズレてしまうほどではない。テールチップの位置やサイズにより装着具合のカスタマイズが効く。

PSZ技術により開放構造ながらに音漏れは小さい。
通話の声をクリアーに届けるMagic Focus Voice。
カラー5色展開。

【参考】nwm Connect「サウンド設定」によるキャリブレーション例

  1. 113Hz 6.0dB 2.0
  2. 6250Hz -6.0dB 0.25
  3. 8000Hz -6.0dB 0.5
  4. 8800Hz -6.0dB 0.4
  5. 130000Hz 6.0dB 2.0
※ポイントの帯域を重ねることで6dB以上の強い補正が可能。

 


2025年8月2日土曜日

TAGO STUDIO T3-03

タゴスタジオ T3-03 (2022年発売)




構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:70Ω
最大入力:1,000mW
再生周波数帯域:20〜20,000Hz
出力感度:102dB
重量:約260g (コード含まず)
販売価格:24,600円(税込)

T3-03周波数特性(平面計測)

寸評:
「より近く、より鮮烈に」と謳うT3-01の弟分。
そんな出音は中高域が底となる弱ドンシャリ傾向で、少し奥行きのある音場を演出する。
T3-01が特化的にヴォーカル再生の正確性が光るもややナローなレンジ傾向に対し、こちらは再生レンジにゆとりのある鳴らし方で、主役は控えめとなるが、低域のパンチ、高域解像の部分では優れた面を見せる。

底の浅い合皮製イヤーパッドだが、当たりはソフトでホールドもしっかりとしており装着感は良好。
ケーブルのタッチノイズが少し目立つ。

2025年7月7日月曜日

Sennheiser HD 300 PRO

ゼンハイザー HD 300 プロ (2022年発売)



構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:非公開
インピーダンス:64Ω
最大入力:500mW
再生周波数帯域:6〜25,000Hz
出力感度:108dB
重量:297g (コード含まず)
販売価格:約17,000円〜

Frequency Response
HD 300 PRO 周波数特性(平面計測)


寸評:
高音域の散在ディップによるエッジの甘さや主役が後退気味に映ってしまうのが惜しいが、無用な味付けのないニュートラル性とディープな低域レンジは優秀。

ケーブルは作業に邪魔にならない1.55mストレート仕様で、独自のビス留め脱着式でメンテ交換が可能。根元部がコイル状でタッチノイズ対策が施されている。
締め付けがタイトで装着疲れが少々気になる。

2025年7月5日土曜日

AVIOT WA-V1-PNK ピッドホン3

アヴィオット WA-V1-PNK (2024年発売)

[電源オフ]

[ANC ON]


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:非公開
最大入力:非公開
再生周波数帯域:非公開
出力感度:非公開
重量:約267g (コード含まず)
販売価格:約18,000円〜
Bluetooth規格:5.0
対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
連続再生時間:約120時間

WA-V1-PNK [有線/ANC ON] 周波数特性(平面計測)

WA-V1-PNK [有線/電源オフ] 周波数特性(平面計測)

WA-V1-PNK モード毎の周波数特性差異



寸評:
ピエール中野氏監修「ピッドホン3」。
低域の強烈なドンシャリ。シリーズ一貫した低音主張は一層増強され、重く籠った中でキックがやたらとボンボンと響きまくる。そんな中でも高域は艶やかに聴かせるのだが、中高域が削がれた過剰な音場演出で奥行きが深くヴォーカルは遠い。
シリーズで初めてノイズキャンセリングを搭載。オン(ノイズキャンセル)、オフ(ノーマル)、外音取り込み(アンビエント)の3モードがあり、ケーブル接続時にも有効化できる。

ハイレゾを謳うが、根拠となる周波数特性値がなぜか伏せられている。
2デバイス同時接続。8デバイスとのペアリングを記憶。
ガイダンス音声は日高のり子。

専用モバイルアプリ「AVIOT SOUND ME」によりサウンドや操作のカスタマイズが可能。設定情報は本体に記憶されるためカスタム状態を維持できるのは良いが、EQ調整幅が小さく、この強烈な癖を抑制するにはあまりにも非力すぎる。

2025年5月4日日曜日

aidio-technica ATH-R30x

オーディオテクニカ ATH-R30x (2025年発売)




構造:オープンエアー型
ドライバー:40mm
インピーダンス:36Ω
最大入力:1,000mW
再生周波数帯域:15〜25,000Hz
出力感度:92dB
重量:約210g (コード含まず)
販売価格:約17,000円〜

Frequency Response
ATH-R30x 周波数特性(平面計測)


寸評:
オーテクプロ用開放型モニターATH-Rシリーズ後発のエントリーモデル。
高域主張型のドンシャリバランスが故に主役はやや退き気味となるが、比較的曇りなくクリアーに聴かせる。低音域はナチュラルにしっかりと出ており決して過多ではないが、中抜け分の主張は目立つ。
ニュートラルな優等生R70xaやクリアーに聴かせるR50xに比べれば流石に解像は劣るが、シャープで元気なサウンドを好むならこのチョイスもアリ。

両出しケーブルは3mの直出し。
装着感はR50x同様に良好。イヤーパッドが廉価な分やや熱がこもりやすい。
脱着式のヘッドパッドも廉価仕様だが、面ファスナーで強固に固定される点は◎。R70xa用とはサイズ互換あり。

aidio-technica ATH-R50x

オーディオテクニカ ATH-R50x (2025年発売)




構造:オープンエアー型
ドライバー:45mm
インピーダンス:18Ω
最大入力:1,600mW
再生周波数帯域:5〜40,000Hz
出力感度:93.3dB
重量:約207g (コード含まず)
販売価格:約25,000円〜

ATH-R50x 周波数特性(平面計測)


寸評:
R70xaと同時に登場した弟分。
ツヤのある高域と深くキレの良いローエンドにパンチが効いた若干ドンシャリ傾向のサウンド。類似性で言えばベイヤーのDT 990 Proを彷彿とさせる空気感に優れた出音だが、ワイドにスッキリと見通しよくメリハリのあるサウンドを聴かせる。

M50x等と同じ脱着式片出しケーブルはやはり取り回し良く機動力が高い。
R70xaよりも幅広ヘッドアームで耳当て部の角度に融通が効くので、大きめな頭でもフィット感良く抜群の装着性。

2025年4月13日日曜日

SoundWarrior SW-HP20-B

サウンドウォーリアー SW-HP20-B (2016/2017年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:40Ω
最大入力:150mW
再生周波数帯域:10〜35,000Hz
出力感度:101dB
重量:215g (コード含まず)
販売価格:約17,000円〜

Frequency Response
SW-HP20 周波数特性(平面計測)


寸評:
非常に深くまで響かせるワイドなローエンドが特徴的。若干低域荷重が強いが、中〜高域は概ねニュートラルにスッキリとクリアーな鳴らし方で見通しが良い。
片耳使用のできない構造に両出しケーブル仕様と機能面に弱点は多いが、軽い装着感で常用に向く。

初期バージョン(SW-HP20)との違いは付属ケーブル類のみで、本機には着脱式両出し1.2mケーブルに2m延長ケーブルが付く。

2024年3月20日水曜日

Massdrop x Sennheiser HD 58X Jubilee

マスドロップ x ゼンハイザー HD 58X ジュブリー (2016年発売)


構造:オープンエアー型
ドライバー:38mm
インピーダンス:150Ω
最大入力:500mW
再生周波数帯域:12〜38,500Hz
出力感度:104dB
重量:260g (コード含まず)
販売価格:$149 $199 (国内正規販売なし) 

HD 58X Jubilee 周波数特性(平面計測)


寸評:
HD 580の記念限定モデルで、HD 600のプロトタイプとなったHD 580 Jubileeの復刻版ということだが、新型ドライバの採用や構造面の改訂により別物の様相。
本来なら出音が酷似しているはずのHD 580やHD 600、またHD 650に比べても低域レンジが深く高域も少し落ち着いているため、むしろHD 660S2に類似したサウンドだが、高域は明瞭感をやや残しているため曇った感は軽微。良いとこ取りのハイコストパフォーマンス機。

Dropサイトのみ限定販売。

2024年1月27日土曜日

SoundWarrior SW-HP300

サウンドウォーリアー SW-HP300 (2020年発売)


構造:セミオープンエアー型
ドライバー:40mm
インピーダンス:40Ω
最大入力:150mW
再生周波数帯域:10〜35,000Hz
出力感度:102dB
重量:230g (コード含まず)
販売価格:約20,000円〜

Frequency Response
SW-HP300 周波数特性(平面計測)


寸評:
低域荷重の野太いドンシャリ。肉厚な中低域が若干まとわりつきがちで中域の解像が甘い。また音場もやや深めな演出でヴォーカルなどが退き気味。
フラッグシップ機ということもありヘッドバンド、イヤーパッド共に従来機とは異なる質感良く高耐久のナイロン素材で低反発クッションのものに変更されているが、むしろ少し抜け気味なものが合いそうなサウンドバランスだが...

2023年9月20日水曜日

YAMAHA HPH-MT8

ヤマハ HPH-MT8 (2016年発売)


構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:45mm CCAW
インピーダンス:37Ω
最大入力:1,600mW
再生周波数帯域:15〜28,000Hz
感度:102dB
重量:350g (コード含む)
市場価格:約24,000円〜

HPH-MT8 Frequency Response
HPH-MT8 周波数特性(平面計測)


寸評:
先代MT220を概ね踏襲したスペックではあるが、出音はややウォームに調整され中立性が増している。中高域がやや薄いため、高域がややシャリつく感じでヴォーカルは若干退いた位置となるが、低域は出しゃばらず適量で十分深くまで鳴らす。
装着感は適度な側圧でソフトだが、先代より大分軽量化されたもののそれでも重めの類。

2023年5月15日月曜日

AKG K553 MKII

アーカーゲー K553 MKII (2019年発売)



構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:50mm
インピーダンス:32Ω
最大入力:200mW
再生周波数帯域:12〜28,000Hz
出力感度:109dB (114dB)
重量:305g
販売価格:約23,000円〜



K553 MKII Frequency Respon¥se
K553 MKII 周波数特性(平面計測)





寸評:
源流(K550系)との明確な違いが曖昧な疑惑のK553リケーブルバージョン。
このシリーズは音響面でのアップデート情報なく派生しているが、事実、サウンド面に関して手元のK550 MKIIと比較しても指摘できるような違いが感じられず、個体差、状態差の範疇で同一機とも判断できるほど類似している。
なお、出力感度は114dB SPL/Vが正しいようで、公称スペック値全てにおいてK550より一貫している。