シュアー SRH840 (2009年発売)
構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:44Ω
最大入力:1,000mW
再生周波数帯域:5〜25,000Hz
出力感度:102dB
重量:372g (コード含まず)
販売価格:約14,000円〜
SRH840 周波数特性(平面計測) |
SRH840 周波数特性(旧ダミーヘッド) |
寸評:
当初のSRHシリーズ最上位機。
SRH440とは傾向のよく似た出音傾向で、高域を落ち着かせてニュートラル性を増した上位らしいサウンドを感じさせる。
通常現場では意味のない折りたたみ構造のために重量が増している点も気になるところで、付属ケーブルがカールコードであることからも重さが負担となる場面は多いだろう。
プラ主体の構造でキシミがちなのは変わらず、また破損事例も少なくないようで、このシリーズは構造的難点が目立つのが残念。
当機のサウンドを色濃く継承しつつ軽量化、ベロア化などにより装着性向上した上位機SRH940が後に登場している。
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