ナガオカ 美音 P901 (2017年発売)
構造:密閉ダイナミック型
ドライバー:40mm
インピーダンス:16Ω
最大入力:非公開
再生周波数帯域:4〜90,000Hz
出力感度:104dB
重量:286g (コード含まず)
販売価格:約12,000円〜
P901 周波数特性(平面計測) |
P901 周波数特性(旧ダミーヘッド) |
寸評:
可聴領域両端に耳を傾ければワイドに鳴らせているが、いわゆる尻上げチューンにより持ち上げられた中〜低域がブーミーにまとわりついてスッキリとせず、こもったように鳴らしてしまうのがもったいない。
ただ元々特性の素性が良いためか、低域側を絞る簡単なトーン補正でスッキリと見違えるので是非オススメしたい。
本体は多少の重量感があるが堅牢な構造でキシミもなく、見た目にもそこそこの質感がある。
側圧はやや強めだが、柔軟なイヤーパッドにより装着感はソフト。
非常に気密性の高い構造で、ベースポートで抜いている割に音漏れは極めて少ない。
交換式の布巻きケーブルが長短2種付属する。
なおP901とは公称スペックが一部異なるが、デザインの酷似したAudioComm HP-H1000N、LEPLUS「極の音域 Hi-Res RIGEL(リゲル)」、Archgon AH-01R Delicatoなどといった製品が同価格帯で販売されている模様。
このうちRIGELが2016年先発のようだが、これら関連性については不明。※出音傾向は類似しているとの情報あり。
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